Prom Osaka(Prom 大阪)の主催者にインタビューできちゃいました!
3月9日に大阪でおもしろいファッションイベントがあるのを知っていますか?
そのイベントの名前はProm Osaka(Prom 大阪)。
学生さん主体のイベントで、なにやら楽しそうなんです!!
以前から見に行きたいなと思っていまして、たまたまProm Osaka(Prom 大阪)についてツイートしているモデルさんを発見し、ダメ元で主催者にインタビューのお願いを頼んでみました。
まあ無理やろなーと諦めながら待っていると、なんとOKのお返事!!
マジすか!?となりながらも、FEEK取材班でProm Osaka(Prom 大阪)のインタビューに行ってきました!!
Prom Osaka 2016関連ニュース
ドキドキしながら事務所を訪れると、なんと背の高いイケメンが!
石川 貴大さん(株式会社MOTHER 代表取締役)
身長は181cm!!
とても礼儀正しい方で、いきなりの訪問にも快く対応してくれました。
それではインタビュースタート!
インタビュー
【FEEK】
「それではまずProm Osaka(Prom 大阪)がはじまった経緯を教えてください。」
【石川さん】
「もともと大学生3回生のときに自分でイベントをしていたんです。そのときはクラブイベントでしたが友達が多いやつしかできないっていうのを覆したくて、1人でやってみたんです(笑)その後に、卒業の新しい文化として認識されるイベントを学生だけで作りたいと思い、Prom Osaka(Prom 大阪)をはじめました。」
右側のチケットが最初に行ったイベントのチケット。大切に飾られていました。
【FEEK】
「今年で何回目の開催になるのでしょうか?」
【石川さん】
「Prom Osaka(Prom 大阪)が始まったのが2014年からですので、今回で3回目になりますね。」
【FEEK】
「一番苦労されたことはなんですか?」
【石川さん】
「まず全てにおいて0からだったということです。企画書からモデルの集め方、演出などすべてにおいて本当に苦労しました。スポンサー集めも勝手がわからなかったので、神戸のセンター街を飛び込みで回っていました(笑)」
【FEEK】
「それはやる気と度胸がないとできませんね(笑)もともとそういった経験があったんですか?」
【石川さん】
「バイトでそういったことをしたこともあったのですが、なかなかうまくいかず、たまに話を聞いてもらえる人がいると、それだけで”この人いい人や‥”と感動していましたね(笑)その後に企画書をメールで送れることに気づき、爆撃機のようにいろんな企業にメールを送り、スポンサーを集めていきました。」
【FEEK】
「話を聞いてもらえるだけでうれしくなる気持ち、わかります(笑)」
【石川さん】
「ただ、そういった苦労よりも、ストレスを抱えて辞めていくスタッフが何人かいて、それが一番つらかったですね。もともと少人数でやっていたので、仕事量も多かったですし。あといわれのない批判をスタッフが受けたときもつらかったです。自分の無力さを感じました。」
【FEEK】
「スタッフのことを大切にされているんですね。でも石川さん自身も相当つらかったと思いますが、そのストレスはどうされていたんですか?」
【石川さん】
「自分自身、当初は余裕がなかったのかオラオラ系で厳しかったということもあり、発散できる場もなく耐えていました。あ、今では丸くなりましたよ(笑)今年で3年目になりますので、成長したのかなと思っています。」
【FEEK】
「丸くなられてよかったです(笑)逆に一番うれしかったことは何でしょう?」
【石川さん】
「出演モデルのおばあちゃんと思われる方が、嬉しそうにそのモデルを見ていたのが印象に残っています。よく見ると目がうるうるしているんです。」
【FEEK】
「意外なエピソードですね。そもそもPromはプロムナード、海外での高校の卒業パーティーとして開かれる舞踏会の意味から来ているんですよね。それに近いエピソードに感じます。」
【石川さん】
「そうですね。主にアメリカやカナダで、卒業時にドレスアップして行われるダンスパーティーをプロムというのですが、それに近いことができたのかな、と感じました。」
【FEEK】
「話は変わりますが、関西のファッションをどう思われていますか?」
【石川さん】
「ファッション全体ではありませんが、関西のモデルって、モデル業だけで食べていける人は少ないんですよね。実はそういった仕事がないわけではなく、たくさんあったりするんです。何が原因かと考えると、プロダクションすべてが悪いわけではありませんが、そこに原因があるのではと思うんです。それを変えていきたいと考えています。」
【FEEK 】
「何かそういった展望をお持ちなんですか?」
【石川さん】
「ちょうど今、新しいキャスティングのサービスを作っているんです。本当はもう少し早くにできる予定だったんですが、ちょっと押してまして。このサービスで関西の現状を少しでも変えられればと思っています。」
【FEEK】
「それは楽しみです。では関西のブランドやショップについてはいかがでしょうか?個人的には関東にも負けないブランドやショップがたくさんあると思うのですが。」
【石川さん】
「関西にはステキなブランドがほんとうにたくさんありますよね。でも、結局、着るモデルがいないんです。それは影響力のあるイベントがなかなかない、ともいえますよね。自分たちも、もっとイベントのブランド力を高めていかなければなと思っています。」
【FEEK】
「キャスティング以外で今後、考えていることはありますか?」
【石川さん】
「ハロウィンイベントや野外フェスを行おうと考えています。」
【FEEK】
「それはキャスティングとはまた毛色が違いますね。何か理由があるんですか?」
【石川さん】
「動機はやってみたい、につきますね(笑)」
【FEEK】
「なるほど(笑)ハロウィンというと渋谷のイベントが有名ですよね。」
【石川さん】
「渋谷のイベントは映像で見ていました。ハロウィンは仮装をしているその瞬間ではなくて、終わった後に楽しさを感じると思うんです。やり切った後の雰囲気といいますか、そういったものをうまくイベント化したいですね。」
【FEEK】
「野外フェスに関してはどういったことをお考えですか?」
【石川さん】
「もともとクラブイベントを行っていたので、それを外に持ち出してやってみたい、というところが出発点ですね。そのクラブイベントのときの話なんですが、主催者がVIP席に座っていて、来てくれた人はスタンディング、ということに違和感があって、それをなくせばもっといいイベントになると思って実行してみたんです。そうすると、人も集まりイベントは成功しました。何かを行うときは自己満足ではなくて、価値を出せるようにいつも考えています。」
ホワイトボードには文字がびっしり。新しい何かを構想中のようです。
【FEEK】
「お話を聞いているとすごいバイタリティを感じますが。」
【石川さん】
「途中下車ができなくて、最後までやりたくなってしまうんです(笑)」
【FEEK】
「やりきる、というのは大切ですよね。その他、仕事で大切にしていることはありますか?」
【石川さん】
「何もないところに価値を作る、ということを大切にしています。それが経済価値を生み出すかどうかが判断基準でもあります。」
【FEEK】
「最後に、石川さんの夢はなんでしょうか?」
【石川さん】
「夢というわけではありませんが、人生のテーマとしては家族です。会社名もMOTHER(母)ですしね(笑)」
インタビューの感想
ご自身の考えをしっかりと持っておられ、話す内容1つ1が興味深く、とても刺激を受けました。
しかも礼儀正しく、謙虚なところがまた好印象!!
こういった人が成功するんだろうな、となんとなく感じ、FEEKもがんばらなくては!と思うインタビューになりました。
石川さん、本当にありがとうございました!!
そんな石川さんが開催するProm Osakaは3/9(水)16:00からスタート!
場所はなんばHatchです!!
このイベントは間違いなく楽しいので行くっきゃないですよ♪
Prom Osaka
2016.3.9 Wed. 16:00〜 @なんばHatch