a.v.vやMICHEL KLEINを持つイトキン再建へ!ヨウジヤマモトが助ける?
大阪発であんなに大きくて強かったイトキンが・・・
こんにちは!ちょっぷ。です。関西初のファッションブランドの明るいニュースをたくさん書きたいのですが、今日の話題は大阪の老舗アパレル企業のイトキンが経営再建のためインテグラルという投資会社に買われてしまったというニュースです。
イトキンって何?
イトキンという名前が知らない人も多いと思います。あまり表にでる名前ではないので、有名なブランド名で言うと、下の3つでしょうか。
a.v.v(アーヴェヴェ)
MICHEL KLEIN(ミッシェルクラン)
1950年に大阪の船場(心斎橋のあたり)で創業して婦人服が強いメーカーでした。全部で28ブランドもっており、全国に約1400店舗、従業員は約5000人という規模です。それを聞くと「そんなにあったんだー」ってなりますよね。
なんで経営再建になったの?
経営再建とはつまり、会社がうまくいっていないんですね。実際、2015年1月には62億円の赤字でしたから・・・。会社がうまく言ってない原因は、私ちょっぷ。の分析では、ユニクロ・ZARA・H&Mといったファストファッション勢の価格や品質に対抗できなくなってきたのと、結構重要なのが流行を捕らえる感度とそれを商品にするスピードが遅いのが原因だと考えます。大手ファストファッション勢はパリ、ロンドン、ニューヨークなどに流行を調査する専門化がたくさんいますからね。
これからイトキンやブランドはどうなるの?
今あるブランドを28から20に減らすようです。店舗も400ほど減らしてスリムにしようとしているみたいです。ちなみに、経営再建を手伝うインテグラルは、アパレル分野では過去にヨウジヤマモトを支援した実績があります。そのヨウジヤマモトやアディダスジャパンの優秀な経営者が助けてくれるようですよ。ちょっぷ。としては、もっと思い切った改革をすると思っていたので、イトキンの未来はそんなに暗くなさそうですね。再起を期待しています!!